X (旧Twitter) でのWordPress画像表示問題を解決する方法
X (旧Twitter) にWordPressの投稿をシェアする際に、指定した画像が表示されず、毎回「Cocoon WordPress Theme」のような汎用的な画像が表示されてしまうとのこと、承知いたしました。これは、Xや他のソーシャルメディアプラットフォームが、ウェブサイトのメタデータを読み取ってリンクプレビューを生成する際に起こる一般的な問題です。
この問題を解決するには、通常、WordPressサイトに「Open Graph(OG)タグ」を実装する必要があります。具体的な解決策は以下の通りです。
1. SEOプラグインの使用(強く推奨)
WordPressでOpen Graphタグを管理する最も簡単で信頼性の高い方法は、優れたSEOプラグインを使用することです。人気のある選択肢は以下の通りです。
- Yoast SEO: 非常に人気のあるプラグインで、各投稿やページに特定の「Facebook画像」(これが実質的にOpen Graph画像になります)を設定できます。Xもこれらのタグを使用します。
- Rank Math: 同様に優れたSEOプラグインで、ソーシャルメディア画像を設定するための同様の機能を提供します。
- All in One SEO Pack: もう1つの包括的なSEOプラグインです。
プラグインの一般的な使用方法(ほとんどのSEOプラグインに共通):
- 選択したSEOプラグインをインストールして有効化します。
- WordPressで投稿やページを編集する際、コンテンツエディターの下にあるSEOプラグインのメタボックスまでスクロールします。
- 「ソーシャル」「Facebook」「Twitter」などに関連するセクションを探します。
- ソーシャルシェア用の特定の画像をアップロードまたは選択するオプションがあるはずです。Xに表示させたい画像を選択します。
- 投稿を保存または更新します。
2. Xのキャッシュのクリア(Card Validator)
WordPressの投稿にOpen Graph画像を設定した後でも、Xは古いキャッシュバージョンのリンクプレビューを表示している可能性があります。Xにページの再スクレイピングを強制する必要があります。Xは、このためのツールとしてCard Validatorを提供しています。
- X(Twitter)Card Validatorにアクセスします: https://cards-dev.twitter.com/validator
- 「Card URL」フィールドにWordPress投稿のURLを入力します。
- 「Preview card」をクリックします。
- これにより、Xがページから最新のOpen Graphデータを強制的に取得し、目的の画像が表示されるようになるはずです。
3. テーマ/カスタムコードの確認(この問題ではあまり一般的ではありません)
この特定の汎用画像の問題では可能性は低いですが、テーマやカスタムコードがOpen Graphタグと干渉することがあります。SEOプラグインを使用していない場合、またはプラグインが機能しない場合は、テーマに組み込みのOpen Graph設定があるかどうか、またはカスタムコードがこれらのタグを誤って追加していないかどうかを確認する必要があるかもしれません。
まとめ
- SEOプラグイン(Yoast SEOやRank Mathなど)をインストールする。
- プラグインを使って、WordPress投稿のソーシャルシェア画像を具体的に指定する。
- XのCard Validatorを使ってXのキャッシュをクリアし、新しいカードをプレビューする。
これにより、XでWordPress投稿をシェアする際に、目的の画像が表示されるようになるはずです。
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